大牟田市の交流施設「えるる」にて、2月の交流会を開催しました。今回は、スマホの紛失や自然災害の被災といった緊急時に備えて、役立つサービスについて学んでいきました。
前半では、スマートフォン端末の紛失に対する備えについて学んでいきます。近年、スマートフォンは電話やメールのやりとりに留まらず、LINEなどの各種SNSでコミュニケーションをとる基盤となりました。それゆえ、紛失した場合にはたいへん不便な生活を強いられるほか、多くの個人情報の漏洩につながる危険も大きくなっています。
紛失への対策として、スマートフォンを置き忘れた場合に警告してくれるBluetooth機器の紹介を行いました。また、紛失した端末の現在地を知ることのできる
- iPhone/iPadを探す(iOS端末向けサービス)
- Androidデバイスマネージャー(Android端末向けサービス)
といったサービスの利用方法について学びました。
各々の端末で設定を行って、その位置情報が取得できることを確認することができました。これらのサービスを利用することで、紛失した端末を早期に発見することができるほか、端末内の情報を遠隔で消去することもできます。
会の後半では、自然災害への備えについて学んでいきました。特に出先での被災時には、最寄りの避難所や公的施設へのアクセスに不自由することが考えられます。今回は「防災情報 全国避難所ガイド」のアプリをインストールして、付近の避難所の情報を確認できるようにしていきました。
このアプリを使えば、GPSを用いて現在地周辺の避難所を知ることができるほか、見つけた避難所への詳細な道案内もしてくれます。また、アプリ内で安否確認情報の読み書きができるため、家族とともに導入しておくことで、ほかの手段で連絡が取れない場合への備えとなります。
みなさま、各地の避難所の情報を端末上で確認できるようになりました。