大牟田市の市民交流施設「えるる」にて、5月の交流会を開催いたしました。今回は、近年の金融サービスの変化について学ぶとともに、家計簿アプリを使った家計収支の記録を行ってみました。
現在、少子高齢化を背景に、個々人で金融資産を構築していくことが重要視されています。その一方で、
- インターネット接続(光回線、LTE)が広い範囲で提供されるようになった
- モバイル端末が広く普及した
- 人工知能が実用的なレベルまで発展してきた
といった技術的な変化も起きています。これらの現状を踏まえて登場した
- 窓口を介さずに金融サービスを利用できる「ネットバンキング」
- 現金要らずの決済を実現する「電子決済サービス(Apple Payなど)」
- 投資に際してポートフォリオを提案する「ロボアドバイザ」
などのサービスが登場してきました。会の前半では、これらのサービスについて順に学んでいきました。
後半では、家計簿アプリを使った収入・支出の記録方法を学んでいきました。家計簿アプリ「Dr.Wallet」をインストールして、まずはレシートの読み込みを行っていきます。
カメラでレシートを読み込んでしばらく待つだけで、その読み取り結果が家計簿に反映されます。さらに収入を手入力するなどして、アプリ内で自動的に計算が進むことを確かめて行きました。
従来の家計簿は、紙と電卓で管理したり、Excelでもれなく管理したりと、何かと手間のかかるものでした。今ではこうしてアプリひとつで読み込みや計算が自動化できるため、ずっと楽に収支を記録し、振り返ることができそうです。