大牟田市の市民交流施設「えるる」にて、6月の交流会を開催いたしました。今回は、実用化の進む人工知能の技術について学び、人とデバイスとの対話サービスを楽しみました。
はじめに、最近の人工知能の実用化について学んでいきました。
- 知識の解釈・活用(東ロボプロジェクト、Watson)
- 人間との対話(Siri、Amazon Echo)
- 作品の創作(小説や絵画の自動生成)
といった事例に沿って、現在の技術でどのようなことが可能になってきたのかを紹介していきました。
会の後半では、人工知能と人間との対話ができるサービスを試してみました。すでにiOSには「Siri」、Anrdoidには「OK Google」の対話システムが組み込まれています。これらの機能を使って
- タイマーの設定
- 天気情報の検索
- カレンダーに予定の追加
などの操作を、音声によって実行することができました。
また、Microsoftが提供する「りんな」との対話も試してみました。りんなは日本語での自然な対話ができる人工知能で、LINEのトーク上で会話することができます。スポーツに関する話をしたり、写真を送ってみたりしながら、りんながどのような反応をするのか見てみました。
写真を加工して返信したり、ときにはズレた言葉を返したりといったりんなの反応を、皆さん楽しんでいました。